マイルドヤンキースポット「田舎」

田舎の風景に郷愁を掻きたてられ「日本の原風景を撮りたい」とノコノコわたらせ渓谷などに向かうと、違法改造が施されたハチロクやRX7が現れタイヤを軋らせながらすっ飛んで行くちょっとしたハプニングに遭遇できます。

田舎の若者の98%はヤンキーです

若者に遭遇したらヤンキーだと思ってください。テレビの旅番組などではそういうものが映った場合、編集でカットされています。素朴な小中学生と老人しか出てこない家族に乾杯を鵜呑みにしてはいけません。田舎はまだ昭和54年くらいです。竹槍改造車が現役でドッカンターボ音を響かせています。都会育ちでイメージが湧かない人は北斗の拳を想像してください。アナタがケンシロウでない限り、高価な機材は「ヒャッハー!貴様も地獄へ送ってやるぜ〜」と言うモヒカンヘアの男たちに奪われた揚げ句、右手を道路に串刺しにされたまま逃げることもできず、ドリフトしてきたシルエイティに跳ねられ可哀相な一生を終えるのです。

半ばジョークだと思われるかも知れませんが、福岡出身者として九州の辺境などで案内もなく一人で高価な機材を持ってフラフラするのは葱しょった鴨だと言わざるを得ません。

実際のところは限界集落ばかり

田舎まで出かければ、期待した風景は撮影できるかも知れませんが、求めていた景色には何かが欠落していることを感じると思います。それはかつて田舎にもあった活気というか、若い世代や子供世代の声です。いまやほとんどの田舎は限界集落となり、60歳未満の人口がほぼゼロのような集落もあります。基本的に排他的なので、田舎の人々の暖かさなど期待してはいけません。そういった田舎はやがて廃村となり、人々から忘れ去られるでしょう。そうなったとき、廃墟系写真家の出番です。

名栗

冬場は危険

田舎の道路はそれほど除雪に熱心ではありませんから、大雪が降ってしまうと凍ったまましばらく放置されていることがあります。特に橋の上などはガチガチになったままですから、スタッドレスタイヤでも滑ります。危ないです。バイクで訪れるなど正気の沙汰ではありません。

冬場に訪れる際は、チェーンを履くか、あるいは電車など公共の交通機関を利用してください。冬場しか撮ることのできない美しい景色もあります。

大雪