老人パラダイス「寺社仏閣」

間違った撮影スポット

寺社仏閣はつい写真を撮ってしまう貴重な風景が残された場所です。そこは大体百年くらい前からほとんど変化がありません。ですから、写真を撮ったとしても、その写真が歴史的資料としての価値をもつ可能性は限りなく低いでしょう。寺社仏閣は色々な人が大量に撮影していますから、その中で抜きんでた一枚を撮ることは非常に難しいです。

マナーの悪い年配撮影者が最も多い場所

浅草寺などは古いカメラ好きの老人たちが集まる場所で、驚くことに彼らはフラグシップのフルサイズ機を携えて、高価なスピードライトにネオクリスタルの高級レンズをぶっさし、ローライフレックスをサブ機として振り回します。あの寺を訪れるとどんな装備自慢もげんなりすることでしょう。

浅草寺

それ以外の寺社仏閣には自称寺好きの、天台宗と曹洞宗の区別もよくつかず、自分が入る墓についてまだ何も考えていない老人たちが集まってきます。彼らに必要なのは墓石と互助会とエンディングノートで、寺の写真ではないはずですが、本殿の写真を撮るために三脚禁止の場所に三脚を立てて参拝者とトラブルを起こすこともあります。持っているカメラは大体安物です。写真のことなど何も知らないのでしょう。もし知っていたら、すでにめぼしい寺社仏閣は撮り尽くしている年齢です。いまから撮るんですか?と驚きを禁じ得ません。

それより問題は
いわゆる「カメラマニア」や「カメラ爺」だ

観光地における彼等のマナーは
それはそれは評判が悪いのは
近年だけでなく昔から周知の事実なんだけど

特に問題なのは彼等が

「自分は正しい」と思ってる点だ

観光地などでの写真撮影のマナーの件

邪魔にならないようにする

たとえば神社の本殿を撮影するとき、本殿の真正面、参道のど真ん中に立っている人もいますが、そこは神様の通る道ですからどいてください。もし正面中央から撮りたい場合は一礼の上、一瞬で撮ってすぐどいてください。邪魔です。神様が通れません。

三峰神社

また他の参拝客に迷惑をかけないようにしてください。もし迷惑をかけている撮影者を見かけたら、即座に社務所へ連絡し、場合によっては110番してしまいましょう。

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